投稿日：2025/01/15

産後の骨盤の開き具合と不安定感があるとご相談に来られた　大和郡山市　Iさんの

症状を紹介します。

 

2ヶ月前にお二人目を出産され　以降骨盤が開いている感覚と歩行や立位時に不安定な

感じがするそうです。

幸い痛みや日常生活に何か影響を及ぼすようなことは無いようです。

 

目立った痛みは無いようでですが、骨盤周りの関節に異常がないか確認します。

骨盤圧迫テストでは左右ともに靭帯がややルーズになっており軽いですが陽性反応を

示し、不安定感を明確にするため片足の立位検査を行いますが右足立ちは外方重心、

左片足立ちはグラグラで立っていられません。

検査の結果　出産により左右の仙腸関節の靭帯がルーズになり不安定な感覚と開いている

ような感覚があるようです。

 

治療プランは　骨盤の安定を回復するため　骨盤部への電機治療　アクチベーターによる

骨盤・脊柱の矯正　手技による腰部・臀部の筋肉調整　仙腸関節のモビリゼーション　

内転筋が極端に弱っているため内転筋のトレーニングを行います。

 

結果　骨盤圧迫テストでは陽性ではありますが痛みは軽減し　右足片足立ちの重心は

少し内側により　左片足立ちの不安定感も軽減しました。

 

産前産後でかなり筋力が低下しているようですので、骨盤位置をキープするために骨盤

コルセットを着用していただくことと、骨盤が外方に引っ張られるのを防ぐため自宅で

内転筋のトレーニングを行っていただくようお願いしました。

 

産後骨盤矯正

　　　　歪んでいるだけではなく、医学的根拠に基づく骨格矯正を行います。

 

　　　　　　　　　　　　　Produced by NARA Spinal Office

 

 

はしもと整骨院

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