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経過報告 「肉離れ」
投稿日:2020/03/05
左太もも肉離れで通院中の 大和郡山市 Rさんの経過を報告します。
今回はかなり回復しており 前回の試合以降 新型コロナウィルスの影響で
練習の制限 試合の中止が相次いでおり 十分休息できているそうです。
患部の熱感や腫脹は完全に消失しており 日常生活では痛みが出ることは
ないようですが、しばらく休んでいても大腿部後面のストレッチや患部に圧力を
加えると痛みと硬結を感じるそうです。
確かに検査でも 可動検査では他動・自動ともに痛みは消失していますが
ストレッチ時に発痛する部分に圧を加えると瘢痕形成(しこりのようなもの)
されている硬結が確認できます。
今回の治療プランは 前回とほぼ同じに行いますが手技による治療を 大腿部後面の
瘢痕形成を回復させる施術を重点的に行います。
結果 ストレッチ時の痛みと圧痛は三分の一程度に軽減しており、硬結の範囲も
小さくなりました。
一度挫傷してしまうと、うまく組織形成しなくなり瘢痕形成してしまう場合があります。
今回の場合も症状自体は回復していたのですが回復途中で数試合行っており回復エラーが
出てしまい瘢痕がつくられたようです。
一度瘢痕が形成されると休息だけでは瘢痕が回復しにくく、早めの治療が必要です。
肉離れに関してはほぼ完治しているのですが、もうしばらく瘢痕の状態を確認しつつ
医療を続けたいと思います。
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