投稿日：2019/10/21

交通事故後の症状で相談に来られた　大和郡山市Tさんの症状を紹介します。

2ヶ月ほど前に交差点での信号待ちをしている際に後方から追突されたそうで、

首の痛みと左手のシビレを訴えておられます。

すぐに整形外科に行かれレントゲンを撮った結果、骨や神経には異常は診られない

ということでムチウチ症と診断されたそうです。

問診からムチウチは間違いないと判断しますが、左手のシビレの原因をはっきりさせたい為

頸部・胸部・肩関節など詳しく検査していきます。

検査の結果レントゲンでも確認されているように、頸部での神経圧迫は無いようですが、

頸部の筋肉が事故の衝撃によりかなり張っている状態で、その筋肉が左の腕に伝わる神経を

圧迫している状態（アドソンテスト陽性）であることが判明しました。

以上のことから頸部の痛みはムチウチ　左手のシビレは胸郭出口症候群と判断し治療を行います。

プランは　頸部筋肉に対する電気治療　アクチベーターを使った脊柱・骨盤の骨格矯正

頸部から背部にかけての筋膜リリース　手技による頸部筋肉に対する筋肉調整を行います。

結果　頸部の可動域が15°から25°と増し　アドソンテストでもシビレが幾分軽減しました。

交通事故の衝撃が結構強かったようですので、他に後遺障害が出ないかも考察しながら

治療を続けたいと思います。

院内風景

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