投稿日：2023/06/23

産後の骨盤の痛みでご相談に来られた　大和郡山市　Sさんの症状を紹介します。

2か月前に第一子を出産されたそうですが、それ以降骨盤付近の痛みが続いており

最近では座ってられなくなるほど痛みが増してきているそうです。

検査では　左仙腸関節を圧迫すると顕著に痛みが増し　右仙腸関節も痛みは発生しますが

左ほどの痛みではないようです。

可動の検査では　腰部屈曲15°　伸展10°で骨盤部に痛みが増す状態です。

問診でも立ち上がる時が一番痛みが強く、座っていても10分ぐらいたつと痛みが増してくる

そうですので、出産時の仙腸靭帯の捻挫と判断します。

治療は捻挫により不安定な骨盤安定させるため、臀部筋肉への電気治療　アクチベーターを

使った骨盤・脊柱の矯正　手技による腰部・臀部の筋肉調整　仙腸関節のモビリゼーション　

背部から下肢にかけての筋膜リリースを行い、最後に左仙腸関節の炎症がひどいためアイシング

を行います。

結果　骨盤の圧迫テストでは変わらず陽性ですが　可動検査では　腰部屈曲25°　伸展20°と

可動が増しました。

痛みが強い状態ですので、骨盤コルセットの装着位置をお伝えさせていただきしっかりと着用

していただくことと、こまめなアイシングを行っていただくようお願いしました。

産後の骨盤矯正

　　　　　　歪んでいるだけではなく、医学的根拠に基づく骨格矯正を行います。

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